この例えは耳にしたことがあるでしょう。経営計画実践企業では、社員一人ひとりにも経営数字を見える化し、できるだけ経営者と同じ感覚に近づいて業務にあたるよう望んでいる印象を受けます。
中小企業の特徴の一つに、社長の個性が強いことが挙げられます。社長の長年にわたる勘と経験、強いリーダーシップとカリスマ性が会社を引っ張っているという構図になります。まさに社長がエースで4番打者。トップを独走し、2、3、4位が存在せず5位くらいにナンバー2の社員が走っているような状態です。この差はどこからくるのでしょう?
まず情報量の違いが挙げられます。社内で最も情報を持っているのは、ほかならぬ社長です。社長のもとには社内外のあらゆる情報が集まります。この状態では社員は社長からの指示を受けないと動けません。
そこで必要なのが経営計画であらゆる情報を見える化することなのです。会社の今後の方向性、目標、価値観、ビジョン等を見える化することで、社員を同一方向に向かわせることができます。
もし、経営計画がなく、情報がクローズな状態だったら、中小企業はどうなるでしょう?
社員はどこを向いていいのかわからず、バラバラになります。価値観や考えも異なり、まとまりがなくなり、まさに「カオス状態」に陥ります。これでは、現在のような不況期を乗り切ることが困難。淘汰の波にのまれてしまう危険性があるでしょう。
経営計画に企業規模は関係ありません。むしろ、大企業と比べて資金調達、人材、商品開発、マーケティングなど、あらゆる面でハンデがある中小企業こそ、社長の思いを経営計画で見える化し、勘と経験からの経営から脱却する必要があるのです。
現在のような厳しい不況を生き残るには、社員全員が一枚岩になって突き進むことが求められます。中小企業が生き残るにあたって、もはや経営計画は不可欠なのです。
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